用語集
ステークホルダー
利害関係者という意味です。企業が事業を営む上で関係する全ての人を指します。スズケングループでは、主要なステークホルダーとして、役員・従業員、お得意さま、ビジネス・パートナー、株主・投資家、地域社会、地球環境を上げています。
コーポレート・ガバナンス
企業統治という意味です。経営が効率的かつ適切に行われることを可能とする仕組みのことです。
内部統制
企業自身がミスや不正を犯さない為の体制を整備することです。金融商品取引法によって内部統制報告書の提出が義務付けられました。
コンプライアンス
一般的には法令やルールなどを守ることを指しますが、それらが及ばない範囲のものについても倫理的に見て正しい行動が取れる様にすることを指します。
リスクマネジメント
事業活動に伴う危険を最小化する為の管理手法です。
BCP
Business Continuity Planの略で、事業継続計画といいます。災害などの緊急事態が発生しても被害を最小限に抑え、中核となる業務を早期に復旧させることを可能とする仕組みのことです。
ダイバーシティ
多様性という意味です。さまざまな人がイキイキと働ける環境を整備し、さまざまな人から生まれるアイデアや、知識、経験をより良い製品づくりやサービスに活かしていくことです。
メンタルヘルス
心の健康という意味です。心が病気(うつなど)になっていないことのみならず、より高い目標にチャレンジし、達成していくことによって充実感を味わえる状態、他人と協調しながら逆境を乗り越えていける状態にあることを指します。
AED
Automated External Defibrillatorの略で、自動体外式除細動器といいます。小型の医療機器で、電極のついたパッドを体外に貼り付けると、AEDが心臓の状態を自動解析します。心臓に電気ショックを与える必要があると解析されると、強い電流を一瞬流す準備をします。使用者がスイッチを押すことによって、電気ショックが行われ、心臓を正常な状態に戻します。専門知識がない方でも使用できる様に、機器が操作のサポートをします。
ワーク・ライフ・バランス
従業員一人ひとりが仕事(ワーク)の責任をしっかりと果たしつつ、個人のスタイルに合わせてプライベート(ライフ)を柔軟に調和させ、ワークとライフが共に満足に行える様にすることです。
MR
Medical Representativeの略で、医薬情報担当者といいます。医師を訪問し、医薬品に関する情報提供・収集を行います。
QOL
Quality Of Lifeの頭文字を取ったものです。生活の質を意味します。
改正省エネ法
省エネ法は、工場設備や機械について省エネルギー化を進め、エネルギーを効率的に使用する為の法律です。従来は工場などが対象となっていましたが、近年エネルギー消費量が増加しているオフィス部門の省エネを進める為に改正されました。
エネルギー使用量が1,500kL/年以上の場合は、経済産業局への届出を行った上で、エネルギー使用効率を毎年1%以上改善する努力義務が定められています。
生物多様性
生物多様性とは3つのレベルから見て、生物が多様に富んでいることを指します。
1つ目は遺伝子のレベルです。同じ種の中でも遺伝子により性質が異なります【種内の多様性】。例えば同じ人間という種でも性格や体格、病気に強い・弱いなどがあります。これがあることによってある生物は死滅してもある生物は生き続けられることができます。
2つ目は種のレベルです。多様な種類の生物が存在すること【種間の多様性】です。生物は互いに食う食われる食物連鎖の関係があって成り立っています。ひとつの種でも消えてしまうと、食物連鎖のバランスが崩れドミノ倒しの様に影響が広がっていってしまいます。
3つ目は生態系、生物が暮らす棲みかのレベル【生態系の多様性】です。これが多様な為、多様な生物がそこに集まり生物社会を形成することができます。私たちの生活は多様な生物に よる恩恵の上に成り立っていますが、私たちの活発化する活動が生物の存在を脅かす様になり、種を絶滅させたり、その危険性を高めています。
昨今、国や企業が生物多様性の保全の為に動き出しているのは、生物多様性が我々に生態系サービスという貴重な便益をもたらしてくれているからです。その生態系サービスは4つに分類することができます。
1つ目は供給サービスです。これは我々が生活を営む上で必要となる資源を提供してくれるサービスです。例えば、医薬品の製造や開発に利用される植物、頭痛薬アスピリンは柳を原料にしていますし、インフルエンザ治療薬タミフルはハッカクの分子構造をヒントに開発されました。水、食料、燃料、建築物・紙の原料となる木材、衣服の原料となる繊維、バイオテクノロジーで利用される遺伝子資源などです。