クイズ!プリン体の少ない食事はどっち? -和食編-
プリン体の多い食事を見分けることは難しいと思います。本クイズを参考に,無理のない食事療法を行っていただければと思います。
和食は総じて脂質が少なく,適正なエネルギー量の摂取と減量が血清尿酸値低下のために必要となる患者さまに適しています。
一方,塩分をたくさん含む料理が多く,特に高血圧を合併する場合などは汁を残すといった工夫が必要なこともあります。干物や白子など高プリン体食を使った和食は「たまに」「少し」楽しむようにし,いろいろな食品をバランスよく摂取しましょう。
一日の摂取量の目安 | プリン体 | 400mg以下に抑える |
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エネルギー | 男性 約1,900kcal※ 女性 約1,600kcal※ |
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塩分 | 男性 8.0g未満 女性 7.0g未満 |
- ※ 「標準体重(kg)×身体活動量(kcal/kg)」で求めた適正摂取エネルギー量。標準体重は男性170cm・女性155cmの身長を基にそれぞれ64kg・53kg,身体活動量は立ち仕事が多い中等度の活動量(30kcal/kg)として算出した。
※他の疾患により既に生活指導を受けている方は,各摂取量について医師にご相談ください。