激痛!痛風を予防する
尿酸値が高いと痛風になることも
激痛のピークは24時間後
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足の親指の付け根が死ぬほど痛い!尿酸値が高く,関節の1カ所が腫れて激しく痛むなら,それは痛風かもしれません。歩けないほど痛みますが,その痛風発作自体で死ぬことはありません。
発作24時間後が痛みのピークで,3〜7日ほど経過すればウソのように痛みが引いて歩けるようになります。
なんでそんなに痛いの?
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尿酸は血液中に溶け込んでいます。しかし量が増えると,溶け切らない過剰な尿酸が結晶化して関節に溜まります。運動などをきっかけに尿酸塩結晶の一部が関節液中に剝がれ落ちると,それを敵と見なして白血球が集まってきます。白血球が攻撃を始めた時,炎症を起こす物質が出ます。これが痛みの原因です。痛風発作が治まって痛みが引いても,関節に尿酸塩結晶がある限り再発する恐れがあります。
痛風の起こりやすい人はこんな人
お酒や砂糖入り清涼飲料水をよく飲む。プリン体の多い食品をよく食べる
激しい運動をすることがある
20代以上の男性(30代男性の30%は尿酸値が高い)
肥満
ストレスを抱えている
血縁者に痛風の人がいる
水分をあまり取らない